2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

MSYS環境下でのシステムコールトレーサー?(strace)の使い方

Linuxのそれと微妙に使い方が違うので健忘録です。ヘルプも表示されないので…。 まず、トレースを仕掛けたい実行ファイルがMSYS DLLを使用していることが、strace実行の絶対条件です。具体的には、『「objdump -x 実行ファイル | grep DLL」を実行したとき、…

パラレルmakeがハングするMSYS DLL v1.0.18を修正する

昨日予告したMSYS DLL v1.0.18 修正版の作成方法を公開します。 作成されるMSYS DLLは、勝手にファイルバージョン 1000.18.0.1、製品バージョン 1.0.18.0.1を採番しています(オリジナルは、それぞれ1000.18.0.0と1.0.18)。また、今回のバグとは直接関係はあ…

パラレルmakeがハングする理由を調べてみる…再起動-バグ発見-

ようやく捕まえました根本原因。やはりバグはMSYS DLLにありました。 MSYSが動作している環境をMSYS DLL v1.0.17(先日はv1.17、v1.18と書いていましたが、v1.0.17、v1.0.18の方が正しいVer表記です orz)では、「非NT系OS or NT系OS」、「64bit or 32bit環境…

パラレルmakeがハングする理由を調べてみる…再起動-2歩下がって3歩進む-

どうもMSYSのバグが濃厚になってきたので、カテゴリにMSYSを入れてみた… まずはハングするサンプルプログラムを作ろうと思ったが、中々ハングしないので、いったん諦めて、Makefileの軽量化に取り組んでみた。 最大ジョブ数を2(-j2)にして、同時に動作するma…

パラレルmakeがハングする理由を調べてみる…再起動-序盤-

もうすぐ連休で纏まった時間が取れそうなので(学生さんは、もうすぐ夏休みですね〜)、このネタをもう少し引っ張ることにした。と言うか、纏まった時間ではない昨日も調べてたんですけどね…。 make v3.82を使っても、最新MinGW+MSYS環境上ではパラレルmakeが…

MSYS対応のmake v3.82を作ってみた

暫くupdateがなかったのは、ちょっと忙しかっただけではなく、make v3.82をwindows(MinGW/MSYS)上で動かそうとすると、バグだらけで泣いていたからです。自分のソースなら如何様にも弄れますが、他人様のソースなので、どのようにあるべきか?を考えてると、…

make on MSYS ? (その2)

ix86-pc-msysがconfigureを通るように、config周りを弄って、再チャレンジ。ん〜ようやく、提供されている物と同じ物ができたよ〜。 ついでに、その辺のことを調べていくと、どうも自爆していたらしい。MSYS上に切り替えたときに実行されるautoconf(autoreco…

この辺りだと安心する

makeと戯れている間に、ドル円が100円半ばに突入してましたよ。この辺りに居てくれると、安心出来るんですけどね(本音は、もう少し上だと良いなぁ)。

make on MSYS ?

パラレルmakeが失敗する根本原因の調査はひとまず置いておいて、取りあえずlinux上ではどうなるかを調べてみた。 残念ながら今回の問題となったmake v3.81の入った環境は見つからなかったが(再インストールしてmake v3.81の環境を探すのが面倒なだけ)、make …

パラレルmakeがハングする理由を調べてみる…そして挫折へ

mingw-get-inst-20120426.exeの内蔵カタログと最新カタログで、make -j4がハングしない/ハングする理由を調べてみた。 makeは、どちらも同じものが取得される…いきなり挫折したくなってくる。 デバッグレベルを上げて、何をしているのか調べてみる…stage1-b…