make on MSYS ?

パラレルmakeが失敗する根本原因の調査はひとまず置いておいて、取りあえずlinux上ではどうなるかを調べてみた。
残念ながら今回の問題となったmake v3.81の入った環境は見つからなかったが(再インストールしてmake v3.81の環境を探すのが面倒なだけ)、make v3.82の環境があったので、デバッグレベルを上げて流れを見てみる。すると、古いMSYS v1.0.17+make v3.81の動作と同じように、プロセスを乗り換えながらmakeツリーとコマンド実行を熟(こな)していることが分かった(32bit/64bit共に)。
となると、MSYS v1.0.18がかなり臭いのだが、make v3.81のバグも排除仕切れていないので、MSYS+make v3.82の検討を始めて見る。
いきなり、make v3.82 on MSYSを試すのはハードルが高いので、既存のmake v3.81 on MSYSを試してみる。と言うか、提供されているものを、そのままコンパイルしてみる。
しかし、これがまた、え?って感じの出来である。
リリースノートで要求されているパッケージを片っ端からインストールして…ビルド開始…速攻エラー。MSYS shell上でやれ!と怒られる。なんのことやら?
色々環境周りを中心に調べていくと、単にMinGW Shellの引数にMSYSを付けた環境であれば良いらしい。
Take2…どの環境のビルドをして良いか分からん、と言われる←俺にも分からん。と言う冗談はさておき、unameの結果から判断しようとすると、確かにターゲットが何か分からんです。明らかに、ビルド用のバッチファイルに書かれているconfigureの引数に--build=*が足りん。さて、なにを指定するか…取りあえずMinGW上なので、「mingw32」を指定してみる。
Take3…コンパイルで失敗する。やはり、カンで指定するのは無理があるか。…バッチファイルの中で、いくつかパッチを当てているので、何を修正しているのか確認すると、Cygwin向けの修正を入れている。だったら「i386-pc-cygwin」かな? 
Take4…おお、コンパイル通って、テスト実行している…ってなんかエラー出てるなぁ〜って、そう言えばリリースノートに、3つのケースでエラーが出るって書いてあったし、無視するか。あれ?パッケージングで失敗したぞ??でも、まぁバイナリが出来ているから、取りあえずは良し。実行してみると、微妙にハズレを引いた感じ。どうやら当たりは「i686-pc-msys」だったらしい。しかしあまり、聞き覚えがないのだが??
Take5…案の定、そんな物は知らん、とconfigureの途中で怒られる。うう〜出来が悪い。
一連の作業から、configure周りで提供されていないものが、どうもあるみたい。真面目に「君らどうやってビルドしているの?」って問い質したい…もうこんな時間だ。続きは明日かなぁ〜