パラレルmakeがハングする理由を調べてみる…再起動-序盤-

もうすぐ連休で纏まった時間が取れそうなので(学生さんは、もうすぐ夏休みですね〜)、このネタをもう少し引っ張ることにした。と言うか、纏まった時間ではない昨日も調べてたんですけどね…。
make v3.82を使っても、最新MinGW+MSYS環境上ではパラレルmakeがハングするので、前回よりも、もう少し深掘りしてみる。何度か(ではないな。かなりの回数)試してみると、希に動くときがある。ログを確認するとmakeツリーの探索よりも、運良くコマンド実行が先に実施されると、パラレルmakeが正常に動作する。このケースでは常に最大ジョブ数未満で処理が進んでいくため、パラレルmakeができる様だ。とは言っても、レアケースなので、このパスは無視することにする。と言うわけで、殆どの(ハングする)ケースが、どこのパスを走っているかを追ってみた。

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